屋外ソーラーファームで使用される結束バンド

結束バンドというアイテムの名を、一度は耳にされたことがあるでしょう。バンドの裏面に備わっている凹凸が噛み合うことで、一度締めたら二度と緩むことがないという特性を持っているものです。昨今は塩化ビニール製のアイテムを一般家庭でも使われるようになり、キッチン用品や文具をラックに引っかけるのに用いられています。本来は電気工事で使用する部品で、電線を束ねるのに使われていました。

現在の「物を固定する」という結束バンドの使用用途の中でも、ソーラーパネルの固定に関しては結束バンドの右にでるものがないほど優秀な性能を発揮しています。日本国内には数多くのソーラーファームがあり、地面に固定されているスタンドとソーラーパネルを接続しています。この接続に欠かすことができないのが結束バンドであり、約30cmの長さと12cmの太さとなっているステンレス製です。通称・インシュロックという名前で呼ばれており、塩化ビニール製の何百倍もの荷重に耐えられる製品です。

インシュロックという名前は、バンドに備わっているバックルが由来しています。通常の結束バンドの場合だと、単にバンドを占めることで緩まなくなります。ところがソーラーパネルのような大きな物体をしっかりと固定するにはそれだけでは不十分で、さらにバンドをナットを使って固定をしなくてはいけません。ソーラーパネル専用のバンドで、1本1500円前後でホームセンター等で購入できます。

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