フレキシブルに自在な動きを可能にする配線ダクトとは

電気が身近なエネルギーとなっている昨今、我々の生活には家電製品は欠かすことができません。日頃の生活で最低でも10個以上の家電を使用しており、特にパソコンやテレビは常にコンセントに電源コードを差し込んだままにされているご家庭も少なくないでしょう。この電源コードを1箇所にまとめて、綺麗に収納できるのが配線ダクトです。配線ダクトは個人住居にも備わっていますが、さらに昔から設置されていたのが医療機関です。

病院では各生命維持装置や治療機器にも電気が必要で、各診療スペースに機器を移動させて使用します。この施設で設置されている配線ダクトは、「スイッチタイプ」というダクトになっていて自在に使用できる場所を変更できるのが特徴です。「スイッチタイプ」は医療機関向けの配線ダクトとして、日本国内の大手電機メーカーが開発製造しました。1978年に製品化をなされ、フレキシブルな自在な使い方ができることで多くの医療機関で導入されています。

この自在な動きを可能にしているのが天井に取り付けられているレールで、レールは各施設に見合ったオーダー発注となるのが特徴です。これにより、各フロア・用いる医療機器に見合ったダクトを設けて効率よく使えるというわけです。昨今ではタップ機能も有した新製品も登場しており、外付け工法なのに電源供給も同時におこなえるようになりました。自在な動きは健在で、より快適に電気製品を使用できるものです。

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