体に色んな害を与える可能性がある超微粒子状の物質であるPM2.5を空気清浄機などを利用して除去を行ったほうが良いのは、その小ささのために簡単に鼻や口から気管を通り、肺胞の中にまで入り込んでしまう可能性が高いからです。吸込口と吹き出し口が離れていたり、背面全体が吸引口になっているタイプだと風の流れができて、気流が空気中の物質を効率よく運んできて吸引できるようになります。ホコリセンサーが搭載されているタイプだと、空気の状態が分かりやすくなります。すべてのPM2.5を空気清浄機が吸引できるわけではありませんが、設置することにより体内に取り込む機会が減り、体調を悪化させてしまう心配がかなり少なくなります。
部屋の広さによってパワーや設置する台数を選ぶ必要があり、メーカーによってフィルターの交換時期も違ってきます。10年程度持つことも多いですが、汚れの度合によってはもっと早く取り換えが必要になることがあります。二重や三重にフィルターが設置されている場合もあるので、それぞれの交換時期を把握する必要があります。PM2.5用の空気清浄機には、加湿や除湿機能も付帯しているタイプが多く、梅雨から夏の時期には除湿を、秋から冬の乾燥時期には加湿を使用することで、カビやウイルスの対策も行うことが出来て、健康面のサポートになります。
ペットやタバコの臭い、料理臭なども吸い込んで部屋の臭いを軽減してくれるので、臭いに敏感な人にもおすすめです。