結束バンドはテープ類より寿命が長い

何本もある電気の配線ケーブルを1つにまとめておきたい時、壁に取り付けられたフックに掛けて固定したい時などに利用すると便利なのが、結束バンドです。

設備業者が配線工事を行う際に利用できるほか、オフィスや家庭などにおいてもOA機器や家電製品に付属するケーブルを束ねたい時に使えます。複数のケーブルを束ねるのであれば、ガムテープやビニールテープを巻くことでも用は足ります。ただ、テープ類は製品の寿命が短く、劣化が早いという課題があります。これに対して結束バンドは、ナイロンなどの樹脂を材料とし、耐久性に優れているので長期間の使用に耐えられます。

天井裏や床下など、いったん工事が終わると滅多に見ることがないような場所で使用するのであれば、結束バンドの方が優れています。縛りやすさといった使い勝手も問題ありません。また、屋外での利用にも適します。結束バンドの素材となる樹脂にはさまざまなバリエーションがあり、中にはカーボン素材を配合して特別な耐候性を備えたものなどもあります。戸外に露出した配線ケーブルを縛るのにビニールテープを使ったりすれば、直射日光によって糊が溶けてしまい、すぐに役に立たなくなってしまうおそれがあります。しかし屋外使用に特化した樹脂を素材とした結束バンドなら、紫外線の刺激や温度変化にも強く、数年あるいは十数年の寿命を保ちます。さらに、縛り直す時もテープのようにも糊が溶けてケーブルに跡が残ってしまうことがありません。
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