エンハンスlanケーブルの延伸に使うアダプタの概要

1998年にブロードバンドが普及した際、ADSL回線向けの接続ケーブルとしてlanケーブルが誕生しました。

それ以前のISDN回線は一般的な電話と同じプッシュ回線であったため、モジュラーケーブルが用いられていました。このモジュラーケーブルは銅線で作られているのに対して、lanケーブルはグラスファイバーとなっています。グラスファイバーは光を乱反射させることでデータ通信をおこない、高速通信を可能としているのが特徴です。lanケーブルは20Mbps~100Mbpsまでの通信に対応していたため、ADSLだけでなく光回線でも使用できました。ところが2020年4月からは次世代光通信の5Gサービスがスタートし、最大上り速度が100GBbpsを可能としています。これにより従来までのケーブルではなく「エンハンスlanケーブル」を使用しなくてはいけません。

「エンハンスlanケーブル」は2020年4月の時点で1mから5mまでの製品しか販売されておらず、これ以上の長さのケーブルを必要とする場合はエンハンス対応の延伸アダプタを用いる必要があります。通常のケーブルの延伸アダプタの場合、2本のケーブルの間に接続してデータ通信の橋渡しのみをおこないます。それに対してエンハンス対応の延伸アダプタはブースター機能が備わっており、ケーブルを延伸したことで弱まってしまったデータ通信速度を、アダプタ内で増幅させることが可能です。
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